すみません!小島が今朝寝過ごしました!目が覚めたら出発の時間を過
ぎていました!みなさん待たせてゴメンナサイ!(うちの部屋だけなぜ
かモーニングコールが鳴らなかったのです・・・)
今朝はプーケット島最南端の岬にて、津波犠牲者に対する慰霊供養をさ
せていただきました。高台からインド洋を見渡せるすばらしい場所で、
天候にも恵まれ、真心からご供養をさせていただくことができました。
このあとはショッピングと自由行動。夕方にはパトンビーチに向かった
人もいますが、波もやや高かったので、波打ち際で波と戯れる程度に楽
しみました。
夕食の前に約1時間、分かち合いの法座をしました。その後すぐに解団
式。現地参加のタイ人青年は、「法座で言えなかったのでひとこと言わ
せてください。仕事で昇進したのですがなかなかうまくいかず悩んでい
ました。しかし皆さんと一緒に参加させていただいて、自分の悩みがと
ても小さいものに思えてきて、またがんばろうという気持ちになりまし
た。みなさんどうもありがとう!」と話してくれました。
また松戸教会の榎本君は「私は実行委員のお役のおかげさまで3年間通
して参加させていただくことができましたが、今回の参加者のみんなと
は特に本音で語り合える素晴らしい仲間になれたと思います。このよう
な場に参加させていただくことができて、本当に感謝しています。実行
委員会でも先輩方から、仕事でも役立つようなことを教えていただいた
り、タイ人の仲間からも多くを学び、そのおかげさまで自分は成長でき
たと思います。本当にありがとう!」と涙を浮かべながら話してくれま
した。
長沼団長さんは「今回のテーマは自立=自灯明・法灯明。それぞれが自
分の本当の気持ちを確認し話し合える仲間のありがたさ。教会へ、家へ
帰ったら、今回のことを通して、何をして、何を感じ、何を学び、何を
したいのかを10回ずつ100人の人に話してほしい」と結んでくださ
いました。
みんなの心が一つになれた夜でした。
小島を含む20人のメンバーは明日早朝、日本へ向けて出発します。残
りのメンバーは明日夜タイを発ち、あさっての朝に成田に到着します。
これが最後の現地からのレポートになると思います。(帰国後、写真を
少し追加したいと思います。)
読んでくださった皆さん、少しは「行った気持ち」になっていただけた
でしょうか? 私たちの感動を少しでも分かち合うことができたでしょ
うか? 千葉教区をはじめ全国会員が30年にわたって実践してきた
「一食を捧げる運動」は、例えば今回のプロジェクトのようにカムプア
ン村の人たちや、タイの現地協力者、千葉教区の青年たちのために、本
当に大切に使われています。みなさんはこんなにスゴイことをやってき
たのです。このプロジェクトならびにボランティア隊が、みなさまのた
ゆまぬ精進の証明役になることができれば幸いです。